蝶がリピートする花、ブッドレア アイキャッチ画像
蝶がリピートする花、ブッドレア アイキャッチ画像

ブッドレアに今年もたくさん蝶が来ました

今日は久しぶりにガーデニングのお話。

我が家にも様々な植栽がありますが、このところは春夏と秋冬の花の交代で一年草を植え替えたり、木々や多年草の草花の伸びた枝の剪定や下草刈りぐらいで、ガーデニングの作業は落ち着いてしまっています。

ただ、ある程度放っておいても、成長して季節に応じて花や実が付いてくれるので、ガーデニングの鑑賞は楽しんでします。

今年も蝶がたくさん来たのがブッドレア(Buddleja)の花。Wikipedia (フジウツギ属)に百科事典がありますが、フジウツギ属とも呼ばれます。植栽の本や、ホームセンターやネットショップのガーデニング専門ショップでは「ブッドレア」と呼ぶことが多いので、ここでもブッドレアと書くようにします。

今までも2回、記事に書いています。

本当に来た、ブッドレアにアゲハチョウ(2021年6月)【ガーデニング】ブッドレア成長記録:蝶が訪れる庭にしたい!(2020年6月)

ブッドレアは低木で、いわゆる「ブッドレア」として流通しているものは2.5m ほどの高さにもなります。中には「ブッドレア ピンクパール」など0.5mほどの小さなものもありますが、花の房は大きいです。英語でButterfly Bush(バタフライブッシュ)と言うのですが、まさに蝶が集まる木なんです。しかも、1つの木にたくさんの花が付くので、蜜を吸った蝶が同じ木の別の花でもう1回食事することも多く、蝶をじっくり見ることもできます。

今年もたくさんの蝶が来てくれたので写真を撮れたものを紹介します。

ナミアゲハ

蝶は様々な種類がありますが、やはりアゲハチョウを見ると特別な気分になりますよね。

こちらはブッドレアを訪れたナミアゲハ

ブッドレアの花の蜜を吸うナミアゲハ (2022年8月)
ブッドレアの花の蜜を吸うナミアゲハ (2022年8月)

写真を後で拡大して気付いたのですが、後ろ羽がちょっと破れています。厳しい世界に生きるナミアゲハがブッドレアでひとときの休息ですね。

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンもブッドレアによく来る蝶です。

オスとメスで見分けがしやすいのがツマグロヒョウモン。豹紋(ひょうもん)が付くとおりどちらもヒョウ柄なのですが、オスはヒョウ柄のみの姿。

ブッドレアの花の蜜を吸うツマグロヒョウモンのオス (2022年9月)
ブッドレアの花の蜜を吸うツマグロヒョウモンのオス (2022年9月)

そして妻黒(つまぐろ)という名のとおり、メスには羽の前の左右の端が黒・濃紺の色があります。

ブッドレアの花に来たツマグロヒョウモンのメス (2022年10月)
ブッドレアの花に来たツマグロヒョウモンのメス (2022年10月)
ブッドレアの花の蜜を吸うツマグロヒョウモンのメス (2022年10月)
ブッドレアの花の蜜を吸うツマグロヒョウモンのメス (2022年10月)

ヒメアカタテハ

ツマグロヒョウモンと少し似たのが、同じタテハチョウ科のヒメアカタテハ

ブッドレアの花の蜜を吸うヒメアカタテハ (2022年8月)
ブッドレアの花の蜜を吸うヒメアカタテハ (2022年8月)

とりあえず写真だけ撮っておいて、後で図鑑で調べました。

イチモンジセセリ

そしてブッドレアを一番リピートしているのがイチモンジセセリ

ブッドレアの花の蜜を吸うイチモンジセセリ (2022年8月)
ブッドレアの花の蜜を吸うイチモンジセセリ (2022年8月)

見た目が黄土色で、蛾と間違えられやすい小さな蝶です。他の蝶がひらひらと飛ぶのに対して、イチモンジセセリはビュンとすごい速さで移動するので、いきなり現れると蝿や蜂が来たかと思ってしまいます。このイチモンジセセリがブッドレアの1つの木に何匹もいるので一番の常連さんなのですが、「やだ、蛾が来たよ」と勘違いされてしまうのが残念なところ。頑張れ、イチモンジセセリ。

今日は蝶がリピートする花、ブッドレアについて紹介しました。ではでは。

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Last Updated on 10月 3, 2022

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