※2023/05/26 更新:3羽になったヒナがだいぶ泳げるように
※2023/05/08 初稿
2022年から武蔵の池に住み始めたカイツブリ
都立・武蔵国分寺公園の武蔵の池にはカルガモやマガモ、カワセミ、そしてときにはオシドリやアオサギなど、多くの水鳥がやってくるのですが、カイツブリが現れるようになったのは昨年2022年のこと。
こちらの記事で紹介したように7月ぐらいから親鳥がツガイで来て、8月にヒナたちが生まれて子育てを始めました。秋になるといつの間にかいなくなっていて、1羽だけが住み着いて姿を見かける程度。
そのカイツブリに今年2023年もヒナたちが誕生したのです。
4羽のシマシマのヒナたち
武蔵国分寺公園にはよく行くのですが、ゴールデンウィークはいつもと違うところに行こうと都心のほうに行っていたため、昨日5月8日に久しぶりに武蔵国分寺公園に行ってみると、何やら池の前で観察している人々の姿が。
時期的にカルガモのヒナでも生まれたのかなと思ってみてみると、カイツブリの親子たちがいました。
鳥の背中に小さいヒナが1羽乗っていて、お尻辺りにも1羽潜っていました。そして周りに少し大きめのヒナが2羽。合計4羽のヒナが確認できました。どうやらゴールデンウィーク中かその前に生まれていたようですね。
Wikipedia によると『4-12月に1回に4-6個の卵を年に1-3回に分けて産む(日本では主に4-7月繁殖)』とあるので、5月でも正常の範囲なのですが、昨年は8月に生まれていたので、今年はやけに早いです。
背中にいたヒナも餌が来ると水上ジェット
YouTube に動画をアップロードしましたが、こちらは親鳥2羽とヒナたち4羽のフルメンバー。
右の親鳥の背中にいたヒナも、左側から来た親鳥が餌を加えているのを見るや、背中から飛び降りて水上ジェットして餌に飛びついていました。お腹が空いていたのですね。ヒナたちの大きさにバラ付きがありますが、親鳥が小さいヒナに餌が優先的にあげているようにも見えました。
親鳥は凛々しいですが、ヒナはオレンジのくちばしにシマウマのようなシマシマ模様。羽もフワフワしています。生まれたばかりのヒナたちと親鳥の子育て物語。今年も追い続けて記事を更新していきたいと思います。
ヒナは3羽に。泳げるように
※2023/05/26 追記
カイツブリのヒナは4羽から3羽に減ってしまったようで、成長の速い大きめのヒナ2羽と親鳥1羽の組と、小さめのヒナ1羽に付きっきりの親鳥1羽、という組に分かれています。
大きめの2羽は泳ぎもだいぶ得意になっていて、長い時間潜水もできるようになってきました。YouTube に動画をアップロードしましたのでご覧ください。
ただ、やはり怖いのはカラス。この日もカイツブリのすぐ近くにカラスがやってきて、餌を探していました。潜水ができるようになったヒナなら大丈夫でしょうが、まだまだ小さい1羽が無事に成長できるか試練の日々が続きます。
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Last Updated on 5月 27, 2023
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