ソメイヨシノが散った後も
前回の記事で史跡・武蔵国分寺跡の僧寺北東地域に咲いている八重桜を紹介しました。おそらく「カンザン」という種類のヤエザクラですが、フリフリとした花びらがたくさんついてとてもキュートです。1つの木にびっしりとたくさんの花の数があるので、遠目でもピンク色がかなり目立ちますね。
それ以外にも周りを見渡すと花を咲かせているものが多く、今日は「ソメイヨシノ後」の花たちを特集したいと思います。
いま満開を迎えている桜たち
まずは桜から。梅の花が咲いてから数週間後で主流のソメイヨシノをはじめオオシマザクラ、枝垂れ桜が咲き始めますが、東京・国分寺エリアでは4月上旬でピークを迎えて、2週目には散っていきます。
しかしソメイヨシノ後に見頃を迎える桜たちもいます。先ほど紹介した八重桜もそうですが、都立・武蔵国分寺公園では4月14日時点で色々な種類の桜が満開になっています。
予めお断りしておきますが、木にネームプレートが付いていないと私の知識では桜の品種が分かりません。園芸種を合わせると約600品種もあるそうなので。。。
まずは泉・北東口の近くから。
こちらには薄ピンクでひらひらとした桜があります。
すぐ近くに移動すると、
今度は白い花びらの桜です。背後にはアカバナトキワマンサクもあって色の対比が絶妙でした。
さらに少し移動するともう1本ありました。
これは僧寺北東地域にもあった八重桜のカンザンっぽいですね。
そして泉エリアの公衆トイレの横には、淡黄色と薄ピンクの2種類の桜が並んでいます。
下から眺めるとまるで桜の天井のようです。淡黄色のほうは「ウコンザクラ」でしょうか。
アカバナトキワマンサク
さて桜以外にも目を向けたいと思います。
公園の西元エリアから野鳥の森への入口近く咲いているのが、アカバナトキワマンサク。ベニバナトキワマンサクとも言います。マンサクと言えば初春に咲く黄色い細長い花を咲かせますが、こちらのアカバナは濃いピンク色の細長い花が特徴です。
野鳥の森のハナニラ、シャクナゲ
野鳥の森では、ハナニラが多く咲いています。葉っぱが野菜のニラのようなので、ハナニラという名前ですが、星型の薄紫色や白色の可憐な花を咲かせています。
また、こちらはおそらくスノーフレーク。下を向いて釣り鐘のような白い花を付けています。いとおしいですね〜
シャクナゲ
そして野鳥の森から出てきて西元エリアのこもれび広場に行くと大きなシャクナゲの花がありました。
ツツジっぽい花だなと思ったのですが、シャクナゲはツツジ目ツツジ科の植物だったのですね。場所はこもれび広場の東です。
藤棚にはフジも
そしてもうフジも咲き始めています。こちらは公園の武蔵の池の隣にある「フジの回廊」ですが、薄紫色と薄ピンク色の花が咲いていますね。
武蔵国分寺公園ではオフィシャルブログもやっています。最近は更新が少なくなってしまいましたが、たまに季節の花の情報も載っているので、そちらもチェックしてみてください。
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Last Updated on 4月 15, 2022
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