児島善三郎 国分寺時代の絵画のポストカード

草花、樹木の緑を何色で描きますか

新緑が眩しい季節になってきましたね。街で見掛ける草花や、公園の芝生や樹木など、日常生活の中でも様々なを目にします。

それを絵に描くとしたら、どんな色を使いますか?

芝生なら黄緑色、樹木の葉っぱなら緑色、道端に生えているドクダミの葉なら深緑色とかでしょうか。

児島善三郎の美術展

今週末から始まった美術展「児島善三郎〜ここに緑ありて〜」を見に行ったら、そんな固定概念がくつがえりました。

この美術展については、以前の記事「国分寺で本格アート!「児嶋善三郎 – ここに緑ありて -」の美術展が6/5(土)より開催」をご覧いただければと思います。

日本の洋画家で、1936年から1951年頃まで国分寺にアトリエを構えた児島善三郎 氏の、緑にちなんだ風景画が多数展示されています。

様々な緑色が描かれていますが、単なる緑色ではないんですよね。キャンバスをよく見ると様々な色が塗り重ねられています。茶色や黄土色のような色を塗った上から黄色と緑色を重ねることで畑の緑を表したり、茶色と緑と深緑を重ねて松を表したり、色の重なりによって「緑」が更に映えている、そんな絵画でした。

ポストカードでは絵の具の重なりが分かりづらいところもありますが、雰囲気は伝わるかと思います。

児島善三郎 国分寺時代の絵画のポストカード
児島善三郎 国分寺時代の絵画のポストカード。
左:『松籟(しょうらい)』 1938年
右上:『秋晴』 1939年
右下:『秋日』 1941年頃

ありのまま姿の誇張

写実とは、久遠の生命の把握です。

久遠の生命の把握とは、概念を去った、有りの儘の姿の誇張です。

芸術家のみが把握し得る想念の世界です。

児島善三郎、『児島善三郎〜ここに緑ありて〜』の紹介ページより

目で見たありのままの姿を誇張することで、このように緑がより生き生きとするんでしょうね。

美術展は7月18日(日)まで、無料です

この「ここに緑ありて」の美術展は6月5日(土)から7月18日(日)まで開催しています。オープン時間は12時から18時まで、そして月曜日は休館日なのでご注意ください。

美術展と言えば料金も気になるところですが、兒嶋画廊の展示会は無料です。気軽に何度でも行けるので、もう一度見たいと思ったらまた日を改めて行くことができます。

美術展のHPは英語のページも用意してあるので、インターナショナルな方にも日本が誇る洋画家の作品をぜひ見ていただければと思います。

Gallery Kojima provides English web page for this art exhibition of Zezaburo Kojima who was popular artist of Western painting, so please check it out.

[Gallery Kojima] Zenzaburo KOJIMA – Since here is “GREEN” (English)

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Last Updated on 6月 6, 2021

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