西国分寺のオアシス「姿見の池」
今年は今までが暖かくて12月に入った感じがしなかったのですが、最近はついに最低気温が一桁になり、さすがに冬らしさを感じてきます。
私は体の丈夫さだけが取り柄なのですが、この急激な寒さで風邪をひいてしまい、先週はブログを書く気力もなく床に臥していました。本当に健康は何よりも大事ですね。
リハビリを兼ねてウォーキングをしようと、今日は姿見の池に行ってきました。
西国分寺駅から東に徒歩5分ほどのところにあるスポットです。
東京都の名湧水57選に選ばれています。(第35番)
【東京都】東京の名湧水57選
勝手に国分寺は「水の街」と紹介したこちらの記事でも姿見の池をもちろん載せています。
冬は静けさを増す池
国分寺市内でもあちこちでイロハモミジやイチョウの紅葉が鮮やかですが、この姿見の池は冬になるとやや地味です。秋冬は葉を落としてしまって、武蔵野らしさが出てきます。
例えば春は桜の名所でもある池の上にまたがるソメイヨシノ。本日(12月4日)に行ってみると、裸木になっていました。
こちらは小川のせせらぎ。澄み切った水が綺麗でした。
物陰にひそむクイナ
いつもだったら何かしら野鳥がいる姿見の池ですが、今日は全く会えませんでした。巨大な鯉たちが悠々と泳ぐだけで、いたって静か。少し南の都立・武蔵国分寺公園に行けば、カルガモとマガモ、カイツブリは必ず会えるようになってきたので、鳥たちも最近は公園のほうに行ってしまっているのかなと思いつつ、池の隅々まで眺めてみると、何やら物陰で動いています。
肉眼でよく分からないのでカメラのズームを最高倍率にして覗いてみると…いました。茶色い鳥で羽は黒のまだら模様、くちばしがすこしオレンジ色、そして目の周りにパンダのような模様があります。
家に帰って図鑑を調べても、ネットで水鳥を調べても一致する鳥が出てきません。そんな珍しい鳥なのかなと思って、Google画像検索で、画像をアップロードして検索する「Googleレンズ」の機能を使ってみると、すぐに出ました。クイナです。
ツル目クイナ科の鳥で、「秋から冬にかけて日本に渡来し、春に日本を離れ、繁殖地に移動する渡り鳥」とのこと。国分寺にもクイナなんて来るんだな、と驚いてしまいました。
冬の姿見の池で新たな発見をしました。
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Last Updated on 12月 4, 2022
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