西国分寺駅から東に徒歩5分ぐらいのところにあるのが、姿見(すがたみ)の池。
駅から近くにありながら、喧騒から離れて自然に浸れる空間として、人気のスポットです。
この付近は武蔵野の良好な雑木林が残っているので、緑地保全地域として自然環境の保全が行われています。
「姿見の池」の名前の由来は、鎌倉時代に遊女たちが池の水面に自らの姿を映して見ていたから、だそうです。そう、この時代は鎌倉街道が敷かれ、恋ヶ窪に宿場町があったんですね。なお、その当時から存在した姿見の池は昭和40年代(1965年〜1974年)に埋め立ててしまい、現存する姿見の池は、1998年度に昔の池を再現したものです。
姿見の池に生息する生き物たち
姿見の池には大きな鯉が何匹も生息しており、鯉が池底をたまに掘っているので水中には砂が舞っています。
また、天気の良い日には、マガモものんびりと水浴びを楽しんでいます。
橋から見下ろせる池の外にも、亀がいることがあります。こちらものんびりとして、人が近くにいても微動だにしません。
時折、シロサギが池を訪れることもあります。人の近くには来ないので、かなり遠目になってしまいますが、姿を見かけるとラッキーな気分になりますね。
隣には中央線の高架線路があります。ぼんやりと池を眺めながら、時折奥を見てオレンジ色のテーマカラーの車体が颯爽と走るのを目にするのも良い気休めになりますね。
なお、姿見の池は現在ホタルを復活させるために生態系の保護を行っています。期待したいですね。
Last Updated on 2月 29, 2020
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