第一期が完成したシュプロス国分寺 (2022年5月8日時点)

※2022/05/14 更新 シュプロス国分寺の第一期が完成しています
※2022/01/31 更新 シュプロス国分寺のモデルハウスがオープンしました
※2021/10/05 初稿

かつて西元町3丁目にあったプレイステーション

国分寺市のプレイステーション(冒険遊び場)は青少年のための冒険遊び場で、市の条例に基づき、NPOの「冒険遊び場の会」が運営と管理をおこなっています。

【国分寺市】市プレイステーション(冒険遊び場)

【認定NPO法人 冒険遊び場の会】ホームページ

現在のプレイステーションは東戸倉2丁目にありますが、2020年4月までは西元町3丁目にありました。

こちらは2021年10月5日時点のGoogle Mapのストリートビューですが、まだ水色の屋根のプレイステーションの建物が残った写真になっています。

Google Mapで見る西元町3丁目のプレイステーション跡
Google Mapで見る西元町3丁目のプレイステーション跡 (2021/10/05時点)

手作りの遊具や基地みたいなのがあって、公園で遊ぶのとは一味違う冒険ができる、そんな施設です。

我が家の子供も西元町にあったプレイステーションで何度も遊ばせてもらい、本当にお世話になりました。

ただ、西元町のプレイステーションが作られた当時と違って、新しい住宅が建つようになってきました。近隣の方の中には本当に少数ですが、「子供の遊ぶ声がうるさい」と度々注意を言いに来る方もいたと聞いています。

この場所での運営のやりづらさもあったのかもしれません。2020年4月に東戸倉へと移転することになりました。

プレイステーション跡地に巨大な分譲住宅街「シュプロス国分寺」が

半年後の2020年11月時点ではプレイステーションの跡は無くなり、宅地造成されました。

宅地造成されたプレイステーション跡地(2020年11月時点)
宅地造成されたプレイステーション跡地(2020年11月時点)

プレイステーションの建物だけではなく、木々もすっかり無くなってしまいましたね。

そして分譲住宅の工事は「シュプロス国分寺プロジェクト」と命名され、2021年10月時点で株式会社エステーホームが工事している第1期の新築の家が建設中です。

西元町3丁目のプレイステーション跡地に建設されている「シュプロス国分寺プロジェクト」の第1期の新築
西元町3丁目のプレイステーション跡地に建設されている「シュプロス国分寺プロジェクト」の第1期の新築

シュプロス国分寺を扱う興和地所が物件エントリーを受け付け始めています。

【興和地所】シュプロス国分寺公式HP

西元町のプレイステーション跡地にできる全22戸のシュプロス国分寺
西元町のプレイステーション跡地にできる全22戸のシュプロス国分寺

そしてプレイステーション跡地には小さな公園が新設され、シュプロス国分寺の隣に作られています。地域住民のちょっとした息抜きの場所になりますね。

シュプロス国分寺の隣には小さな公園が新設されています
シュプロス国分寺の隣には小さな公園が新設されています

西元町エリアの魅力

西元町のこのエリアは、国分寺駅からは徒歩16〜18分、西国分寺駅からは20〜22分で、やや離れてはいますがどちらもアクセスできます。自転車ならもう少し楽ですが、どちらに行くにもきつい上り坂があるので電動自転車がオススメです。

武蔵国分寺跡から多喜窪通りのほうへと続く急な上り坂
武蔵国分寺跡から多喜窪通りのほうへと続く急な上り坂

周りには武蔵国分寺跡(紹介記事はこちら)や七重塔跡などがあり、国分寺の古代の中心だった場所。今は空き地になっていて保全されているエリアなので建物が建つことはないでしょうし、武蔵国分寺が建てられたほどの立地なので、平坦で見通しが良いです(北にある国分寺崖線に行かない限りは)。東京都内とは思えないのどかな地域です。

武蔵国分寺跡の桜
武蔵国分寺跡の桜
武蔵国分寺跡の文化財の保全のために空き地になっていたり、生産緑地地区で畑になっていたりする西元町エリア
武蔵国分寺跡の文化財の保全のために空き地になっていたり、生産緑地地区で畑になっていたりする西元町エリア
シュプロス国分寺の隣には七重塔跡の保全された空き地が広がります
シュプロス国分寺の隣には七重塔跡の保全された空き地が広がります

また、周辺には畑も残っていて、国分寺産の野菜「こくベジ」を生産しています。最初見たときは、東京都にもこんな風景があるんだなぁと驚いたものでした。

東元町、西元町には「こくベジ」の畑も
東元町、西元町には「こくベジ」の畑も

他にも、徒歩数分でお鷹の道(紹介記事はこちら)があり散策にはもってこいですし、さらに市内有数のスポット、真姿の池もあり、そこから北の階段を登れば都立・武蔵国分寺公園があります。暮らしやすいエリアですね。

デメリットを敢えて言うとしたら、道路が狭いことでしょう。元町通りもあれだけ車が往来するのに車がすれ違うためには徐行して歩道にはみ出さないと通れないですし、このエリアの他の道路も軒並み狭いです。

車が2台すれ違うのがギリギリの元町通り
車が2台すれ違うのがギリギリの元町通り

そしてもう一つは夜道が暗いということ。夜が暗いのは当たり前なのですが、元町エリアは街灯が少なく狭い道が多いので、痴漢注意の看板がいくつか立っています。

お鷹の道に立つ痴漢注意の看板
お鷹の道に立つ痴漢注意の看板

増加する国分寺市の人口

国分寺市のホームページで市民の人口が公開されていますが、過去4年で人口も世帯数も増えてきています。

2021年9月1日時点: 人口 127,688人、世帯数 63,025
2020年9月1日時点: 人口 126,370人、世帯数 62,125
2019年9月1日時点: 人口 124,934人、世帯数 61,092
2018年9月1日時点: 人口 123,401人、世帯数 60,039
2017年9月1日時点: 人口 121,589人、世帯数 58,820

【国分寺市】市の人口と世帯

特にコロナ下では他県に移る方もいて東京都心の人口が減ったなんてニュースもありましたが、国分寺市ではむしろ安定して増えてきています。

「シュプロス国分寺プロジェクト」で大規模な分譲住宅地になると、こうした増加する人口の居住ニーズにも合いそうです。

モデルハウスがグランドオープン

※2022/01/31 更新

興和地所さんのシュプロス国分寺公式HPを久しぶりに見てみると、1月27日にモデルハウスがグランドオープンしたとのこと。

早速行ってみました。

1月27日にモデルルームがオープンしたシュプロス国分寺
1月27日にモデルルームがオープンしたシュプロス国分寺

モデルハウスになっている最も東の1棟が完成していて、他の棟の多くはまだ工事中でした。

建設中のシュプロス国分寺の棟
建設中のシュプロス国分寺の棟

Webページには価格や間取りの詳細は書かれていないですし、チラシなども無かったので、価格などの情報は見学してみてお聞きください。モデルハウスの見学は完全予約制になっています。

参考となる相場は、2019年秋に販売開始された近く(東元町3丁目)の「グローイングスクエア国分寺」(施工は細田工務店)。8棟の分譲住宅で、当初の販売価格が確か税抜で約6千万円〜7千3百万円でした。木造2階建てで軸組工法の作りや、敷地面積約125m2というのはシュプロスとも同じ。国分寺駅から徒歩11分の立地のグローイングスクエアと、徒歩14分のシュプロスでは、土地価格が125m2で100〜200万円ほどの違いがあると思いますので、シュプロスも税抜で5千万円台半ば〜6千万円台後半の価格になるのではと考えられます。ただ、関心のある方は実際に見学して確かな情報を得ていただければと思います。

第一期は完成

※2022/05/14 更新

先週久しぶりに見てきました。第一期の分譲住宅は完成されていて、外構工事や植栽もできあがっていました。何軒か既に住まわれているお宅もありましたね。一方で3分の1ぐらいはまだ工事中でした。

第一期が完成したシュプロス国分寺 (2022年5月8日時点)
第一期が完成したシュプロス国分寺 (2022年5月8日時点)
第一期が完成したシュプロス国分寺 (2022年5月8日時点)
第一期が完成したシュプロス国分寺 (2022年5月8日時点)

また、シュプロスの西に新しく作られた公園は既に開園していて、「西元町万葉公園」という名前の公園になっています。読み方は「にしもとまち まんよう公園」です。

小さい公園ですが、ヤマブキやミツマタなどの樹木もあり、植栽にこだわりを感じました。

新しく開設された西元町万葉公園
新しく開設された西元町万葉公園

オススメの記事

Last Updated on 5月 14, 2022

コメントはまだありません。この記事の最初のコメントを付けてみませんか?

コメントは内容を確認させていただいてからの掲載となりますのでご了承ください。

Twitter タイムライン

Instagram タイムライン

ご当地ネタと住まいづくりをメインに写真で発信しています。始めたばかりなのでフォローしてくださると嬉しいです。

スポンサーリンク