西国分寺駅から南に1.3kmほどのところに、武蔵国分尼寺(こくぶんにじ)の跡があります。
以前紹介した武蔵国分寺跡と同様に、こちらも跡地なので当時の面影はあまり感じられないです。
金堂の跡も復元されて保存されています。
中門の跡はご覧のとおり地面に掘られているだけです。
尼僧が住んでいた尼坊の跡も、礎石の部分だけ復元されています。正規の尼僧だけではなく修行中の尼僧、召使いなども共同生活をしていたと考えられています。
すぐ隣にはJRの電車の高架線路があるので、武蔵野線や貨物電車などが行き交うのを目にすることができます。
また、だいたい2月末になると、梅の花が咲き、跡地に彩りを添えます。
また、隣にはローラー滑り台で有名な黒鐘公園があり、武蔵国分尼寺跡よりも公園に行く人のほうが多いですね。
武蔵国分寺と同時代に作られ、双璧をなした武蔵国分尼寺。その跡地をふらっと訪れて、武蔵野線をぼうっと眺めたり、梅の花を愛でたりするのも一興でしょう。
Last Updated on 2月 23, 2020
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