ミーツ国分寺の運営会社は?
国分寺駅の北口と直結し、ツインのタワーマンションの低層階に入っている駅ビル、ミーツ国分寺。2018年4月にグランドオープンし、丸3年が経ちました。ミーツ国分寺は三越伊勢丹系ですが、どの会社が運営しているかはあまり意識しないですよね。
実はこれまで、三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HD)のグループ会社である株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインがミーツ国分寺の運営会社でした。建装・デザイン事業や、商業ビルの運営やテナント事業などを行っている会社で、ミーツ国分寺以外にも新宿アルタ、原宿アルタ、池袋サンシャインシティアルタ、そして横浜のFOOD & TIME ISETAN YOKOHAMAを運営していました。
三越伊勢丹HDの結集のミーツ国分寺
ミーツ国分寺は三越伊勢丹HDの結集とも言える商業施設です。ミーツ国分寺の1Fに入っているスーパー、クイーンズ伊勢丹はエムアイフードスタイルという三越伊勢丹HDの系列会社です。株主比率は丸の内キャピタルが66%、株式会社三越伊勢丹が34%なので完全子会社ではないですが。
皆さんはミーツカードは持っていますか?ミーツ店内で使うとポイントが多めに付くクレジットカードですね。これはエムアイカードという三越伊勢丹HDのクレジットカード会社が発行しています。私もミーツ国分寺のグランドオープン直後に作って、府中の伊勢丹でもポイントが付くのでレストランでよく使っていたのですが、伊勢丹が閉店してからあまり使う機会が減ってしまいました…。最近はミーツ国分寺でももっぱらSuicaを使っています。
また、ミーツ国分寺の2Fにあるコスメショップ、イセタンミラー メイク&コスメティクスも三越伊勢丹系ですね。
2021年4月から三越伊勢丹プロパティ・デザインから三越伊勢丹へ
そして、実はこの4月からミーツ国分寺の運営会社が変わっていたこと、ご存知でしたか?
2018年のオープンから株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインが運営していたのですが、2021年4月1日から株式会社三越伊勢丹へと事業移管しています。
こちらが三越伊勢丹プロパティ・デザインでの事業移管の発表です。
商業施設事業の移管について、こう書かれていますね。
当社、三越伊勢丹プロパティ・デザインは、商業施設事業を、令和3年4月1日付で、株式会社三越伊勢丹に事業移管することといたしました。事業移管により目指す姿は「プラットフォーム構想の推進体制の構築」を軸として、今後の大きな開発に向けた「百貨店とSCの融合」をより強化することを目的とするものです。
【株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン】商業施設事業の事業移管について (2021/04/01)
そして、三越伊勢丹プロパティ・デザインの企業情報のページには、「2021年4月、三越伊勢丹プロパティ・デザインは、環境創造事業を中心とした事業会社として新たにスタートをいたしました。」とあります。商業施設事業を三越伊勢丹HDの本家でもあり、百貨店事業の「三越」、「伊勢丹」を運営している株式会社三越伊勢丹に移すということはそれだけ商業施設事業を強化するという狙いでしょう。
三越伊勢丹HDでの資料では
そして三越伊勢丹HDのニュースにも、商業施設事業移管について書かれていました。
Ⅱ.三越伊勢丹グループの主な組織改正
【三越伊勢丹ホールディングス】2021年4月1日付役員体制と組織改正及び各種委員会構成のお知らせ(2021/03/09)
■組織改正の主な改正内容
③その他
今後開設される、新小型店等の出店計画立案推進機能、及び物件開発機能や「アルタ」「ミーツ」「フード&タイム」の店舗運営支援機能、リーシング機能を担う「SC事業部」を設置します。
株式会社三越伊勢丹に新たに「SC事業部」を置いてそこでミーツ国分寺を含む商業施設の事業を行うということですね。
ミーツ国分寺のリンクも変更
ミーツ国分寺のHPに貼ってあった「会社案内」のリンクも変更されていましたね。以前は株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインのHPのリンクが貼られていましたが、今は株式会社三越伊勢丹のリンクに変わっています。
ミーツ国分寺はどう変化していくのか
ミーツ国分寺が株式会社三越伊勢丹が運営することになって直近では特に変わった印象はありませんが、今後はよりドラスティックに変化していくのでしょうか。取り敢えずは、今の3Fのガチャポン・プリクラのエリアと、4Fの無重力マッサージチェアのエリアはもっと有効活用して欲しいです。せっかくの立地がもったいなさすぎます。
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Last Updated on 4月 5, 2021
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