府中伊勢丹の閉店時の様子

伊勢丹府中店が2019年9月末で閉店

府中駅のシンボルでもあった、伊勢丹府中店が2019年9月に閉店しました。

2019年9月末に23年間の幕を下ろした伊勢丹府中店

国分寺からだと府中駅まで3kmほどで、自転車だと15〜20分くらいの距離なので、私たち家族も週末に運動がてらよく行っていました。小さい子供がいるので、府中駅での定番コースは、

  1. くるるB1Fのトイザらス
  2. くるるを出て信号を渡って目の前の伊勢丹へ
  3. 伊勢丹7Fのおもちゃ売場&子供服
  4. 伊勢丹9Fのレストラン
  5. 伊勢丹2Fに降りてデッキ連結からル・シーニュへ
  6. ル・シーニュ5F(プラッツ)のキッズ・スペース

でした。

府中駅前にあったおもちゃ屋が魅力

国分寺にはおもちゃ屋がほとんど無いので、トイザらスと伊勢丹がある府中駅は小さな子連れにとってとても魅力的でした。まさか両方とも2019年度に無くなってしまうとは思いませんでしたが…。

ル・シーニュだけだと子供たちも物足りないようで、伊勢丹府中店、トイザらス府中駅前店の両方が閉店してしまってからは、国分寺のほうの駅ビルに行ってしまいますね。マルイ・セレオ・ミーツと3つもあるのでどこかの店で子供たちが食いつくものがあるので。最近はミーツにあるセリアが多いです。ただ、100円ショップのおもちゃなので、買ってもすぐに飽きちゃってしまうので、ちゃんとしたおもちゃに触れる環境があると良いですよね。

収益が課題

三越伊勢丹ホールディングスは利益が出ていない大型店舗を2019年度に終了させることで、構造改革を進めています。私も株などの投資をやっているので、色々な企業の決算情報は見るようにしていますが、三越伊勢丹ホールディングスの2020年3月の決算情報にこんなことが書いてありました。

2019年度は、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店、新潟三越など収益力に課題のあった大型店舗を営業終了し、加えて三越恵比寿店の営業終了を決定するなど、大規模構造改革に一定の目途をつけました。

引用: 三越伊勢丹ホールディングス 2020年3月 決算短信

そしてこちらが三越、伊勢丹の2019年度までの売上推移です。今回閉店した相模原店と府中店は過去3年で他店舗に比べて売上の下がり方が顕著でした。特に府中店は前期比だけで見るとワーストのほうでした。都心部の店舗では海外からの観光客のインバウンドが増えてきたというのがあると思いますが、郊外でも立川店や浦和店は微増していますよね。

府中店は伊勢丹としては終わりにして、新たな商業施設でガラッと変えよう、それが伊勢丹ホールディングスの狙いだったのだと思います。

閉店時に短冊に思いを込めて

伊勢丹府中店の閉店時には、短冊を書くコーナーが設置されていて、お客さんが伊勢丹への色々な思いを書いていました。これを見ると、多くの方から愛された存在だったんだなと感じました。

思いをつづった短冊が掛けられていました

閉店セールは好調

伊勢丹府中店の閉店が発表されたのは1年前の2018年9月26日でしたが、それ以降2019年4月から9月末までの売上は、前年比128.2%という好調な数字で終了しました。同じく閉店した相模原店も前年比130%という数字ですが、どちらも閉店前に足を運んだお客さんが多かったということでしょう。数ヶ月にも渡って閉店セールをやっていましたが、我が家でも服や食料品をまとめ買いしたので、少しは貢献できたかなと思っています。

ただ、跡地の利用は未定

2019年9月末で閉店した伊勢丹府中店ですが、その跡地に三越伊勢丹系の商業施設が入ると言われていました。同じく三越伊勢丹系の商業施設であるミーツ国分寺のように、「ミーツ府中」ができるのかもと考えた方も多いのかもしれませんが、詳細については未定のままでした。

伊勢丹府中店が閉店 退店後の活用未定(2019/09/30 日経新聞)


2020年を迎えても変わらぬ跡地

しかし、2020年になっても一向に跡地ではリフォームなどの工事が行われず、閉店したままの状態となっていました。

伊勢丹府中店の跡地は閉店した時のまま (2020年2月に撮影)

どうやら、ビルを運営している会社と三越伊勢丹ホールディングスとで、賃料の交渉が折り合わず、運営会社が解約を申し入れたのですが、さらにこれまでの賃貸料など8千万円を支払うよう三越伊勢丹に訴訟を起こす事態になっていたようです。

東京・府中市出資の会社、三越伊勢丹を賃料めぐり提訴(2019/11/29 日経新聞)

三越伊勢丹とビル運営側が和解

(2020/02/20追記)

その訴訟が和解したとの本日(2020年2月20日)の報道で伝えられています。伊勢丹府中店の跡地には、三越伊勢丹系は入らず、運営会社と地権者は後継テナントの選定を急ぐとあります。

府中市出資の再開発ビルと三越伊勢丹の訴訟、和解(2020/02/20 日経新聞)

府中駅はペデストリアンデッキで近隣の駅ビルと連結しており、伊勢丹府中店の跡地も2階部分でつながっています。抜群のアクセスの良さを生かした後継テナントがどうなるのか、期待したいですね。

家電量販店のノジマが運営することで合意

(2020/06/26追記)

2020年6月26日の日経新聞の記事で明らかになりましたが、伊勢丹府中店の跡地は、家電量販店のノジマが運営を行うことに決まりました。詳細は下記の記事をご覧ください。
府中伊勢丹の運営はノジマに決定!

また、ノジマのプレスリリースにもこちらの概要が記載されています。

ノジマのプレスリリース:府中駅前にノジマ運営の新商業施設を来春~夏オープン(2020/06/25)

静かに進められているノジマの準備

(2021/01/04追記)

2021年春にオープンを予定しているノジマのテナントですが、2021年になっても、外からでは様子が分かりません。1階の入口のシャッターが降りっぱなしなのは1年3ヶ月前と変わりません。

伊勢丹府中店跡(2021年1月4日撮影)
伊勢丹府中店跡(2021年1月4日撮影)

ただ、ガラスには白いマスキングが貼られており、中では静かに着々と準備が進められているように思えます。

伊勢丹府中店跡(2021年1月4日撮影)
伊勢丹府中店跡(2021年1月4日撮影)

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Last Updated on 2月 15, 2021

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