真姿の池弁財天

武蔵国分寺公園の南側から階段を下りると、左手には湧き水が流れ、右手には赤い鳥居が見えます。この鳥居の先に広がるのが真姿(ますがた)の池です。

真姿の池と弁財天

祀られているのは、弁財天です。

真姿の池は、国分寺崖線(がいせん)の直下に位置しており、雨水などが長い時間を掛けて地層を流れて下りてきて濾過されて透き通った水が、国分寺崖線の段差によって地層の外へと湧き出てきたものです。

真姿の池湧水群の説明
武蔵国分寺公園の雑木林に立つ国分寺崖線の説明板
真姿の池の前では、湧き水が清流として流れお鷹の道へと続いていきます

写真だけでお伝えするのはもったいないので、動画をYouTubeで公開しています。癒されるせせらぎの音も耳にしてみてください。


真姿の池の名前の由来としては、以下のとおりです。

嘉祥元年(848年)、絶世の美女といわれた玉造小町が病気に苦しみ、病の平癒を願い全国行脚をした際に、武蔵国分寺で願をかけたところ、「池で身を清めよ」との霊示を受けて快癒したとの言い伝えがあります。

国分寺市ホームページ「お鷹の道・真姿の池湧水群」
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005195/1004229.html

確かに、これほど澄んだ水で身を清めれば病気も治りそうな気持ちになりますね。

Last Updated on 3月 22, 2020

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