※2022/07/17 更新
※2022/06/12 更新
※2022/06/05 更新
※2022/05/21 初稿
ツバメが帰ってきた?西国分寺駅
夏鳥の渡り鳥のツバメ(燕)。毎年春に東南アジアや台湾から日本に来て巣作りをし、秋には帰ってしまいます。例年4月ぐらいから東日本に来るのですが、東京・国分寺市にもツバメがやってきます。
昨年2021年の5月31日の記事「西国分寺駅でツバメのヒナすくすく」では、西国分寺駅の北口のダクト穴の蓋の上に巣作りしたツバメを紹介しました。
西国分寺駅の改札を出て徒歩30秒、タクシー乗り場のすぐ近くという駅チカに作られた巣に驚いたものでしたが、今年もどうやらツバメが帰ってきたようです。
2022年は何と駅ナカに
すっかりツバメのことを忘れていたのですが、西国分寺駅構内を歩いていると、カラーコーンが。「頭上にツバメの巣があります 落し物💩にご注意ください!」と書いてあります。
上を見ると、いました。ツバメの巣と、ツバメらしきシルエットが見えます。雛でしょうか?親鳥でしょうか?少し大きく見えます。
今年は何と西国分寺駅の駅ナカにツバメが巣を作っていたんですね。
そして駅ナカの巣はもう一つ、改札を挟んで北口寄りにもあります。
同じ北口にも巣が
さらに2021年に巣ができた北口のダクト管のところにも、2022年にも巣ができています。同じツバメが帰ってきたのでしょうか。今年は糞避けの板が設置されています。
6月4日時点で写真を撮ったときには、親鳥でしょうか。中には大きなツバメが一羽見えました。
駅ナカに巣作りするのは日本にも例が
2021年6月18日のYahoo! ニュース「【日テレNews】なぜ駅の構内に巣が? ツバメの子育てが活発に」には、わざわざ人目に付く駅の中に巣を作る理由として「ツバメは、カラスやヘビ、猫などの天敵が近づきにくいことから、人通りの多い場所に巣を作る習性があるということです。」と説明しています。また、登戸駅で巣が多い理由としては「エサになるハエやハチなどの飛翔性昆虫は河川で発生することが多いことからも、多摩川に近い登戸駅はツバメが巣を作るのに適しているようです」とのこと。
西国分寺駅の中にツバメの巣ができたのも、人通りが多くてカラスなどが入って来ないからなのでしょうし、また西国分寺駅の近くには水場と木々が多い姿見の池や日影山、武蔵国分寺公園があるのでエサにも困らなさそうです。
なお、京王電鉄では、駅に作られたツバメの巣の下にフン受け板を設置しているそうです。
【PR Times】今年も駅のツバメの巣の下にフン受け板を設置します! (京王電鉄、2022/04/06)
フンが落ちてくるのは避けたいですが、こうして駅ナカのツバメの巣作りを温かく見守れるゆとりがあると良いですね。
6月12日の3つの巣の状況は
※2022/06/12更新
今日も西国分寺駅の3つのツバメの巣の様子を見に行ってみました。
南から順番に今の写真はこれです。
まずは1つ目。こちらは先週と同じく、大きな1匹しか確認できませんでした。
続いて2つ目。こちらは大家族ですね。ヒナが4匹でしょうか。一番右のヒナは目も開いています。
こちらが3つ目。こちらも先週とあまり変わらずという感じですね。
巣立ちと飛行の練習
※2022/07/15更新
7月に入ってから西国分寺駅のツバメの巣を見に行くと、既に3つとも空になっていました。いつの間にか、巣立ちを迎えたのですね。
それ以来、空を飛んでいるツバメたちを見る機会が増えてきましたが、7月14日には武蔵国分寺公園のみはらし階段の上空で6匹ぐらいが休む間もなく飛んでいました。西国分寺駅にいたヒナたちかどうかは分かりませんが、すっかり大きくなったヒナたちが飛行の練習をしていました。
梅雨が戻ってきたようなドンヨリ空ですが、忙しく飛び回るツバメたち。
上の写真のツバメ4羽の拡大図
※2022/07/17更新
西国分寺駅すぐ近くの姿見の池でも高い上空をせわしなくツバメたちが飛行の練習をしていました。
西国分寺駅にいたツバメかは分かりませんが、無事に大きく成長したツバメのヒナたち。たくましいですね。
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Last Updated on 7月 8, 2023
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