中央線の路線図を描いてから6年ぶり
以前2020年2月に書いた記事「中央線のリアルな路線図を作ってみよう」で、JR東日本が公表している2018年度の乗車人員のデータと、国土交通省が出している2020年の路線図のデータを使って、乗車人員の大きさによって駅のサイズを変えて描画してみました。
6年経つのですが現在もよく読まれているので、そちらはキープしつつ、今回新たに、最新のデータを使って中央線の乗車人員を整理したいと思います。
2024年度のデータで
JR東日本が2024年度のデータを公表していますのでそれを使います。
1日平均の乗車人員のランキングと、定期券の内か外かの内訳が載っています。100位までは前年度比がありますが、101位以下は公開されていません。
それでは中央線の東京〜高尾間の駅の乗車人員を整理してみます。くれぐれも中央線の乗車人員ではなく、中央線が停まる駅全体の乗車人員であることに留意ください。参考としてコロナ前の2018年度の乗車人員合計も載せています。
| 順位 | 駅名 | 定期外 | 定期 | 合計 | 前年度比 [%] | [参考] 2018年度合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 新宿 | 336,631 | 330,178 | 666,809 | 102.5 | 789,366 (1位) |
| 3 | 東京 | 245,908 | 188,655 | 434,564 | 107.6 | 467,165 (3位) |
| 14 | 立川 | 73,805 | 80,286 | 154,091 | 102.3 | 168,512 (16位) |
| 17 | 中野 | 56,276 | 76,040 | 132,316 | 104.9 | 150,886 (19位) |
| 20 | 吉祥寺 | 60,585 | 67,661 | 128,246 | 102.5 | 143,685 (22位) |
| 31 | 国分寺 | 36,426 | 64,730 | 101,156 | 102.2 | 113,368 (30位) |
| 40 | 神田 | 41,353 | 49,174 | 90,528 | 103.0 | 106,091 (35位) |
| 44 | 四ツ谷 | 31,589 | 57,347 | 88,937 | 103.5 | 98,631 (44位) |
| 45 | 御茶ノ水 | 34,532 | 53,831 | 88,364 | 102.8 | 105,890 (36位) |
| 47 | 三鷹 | 33,275 | 53,568 | 86,843 | 103.7 | 98,707 (43位) |
| 49 | 荻窪 | 34,408 | 47,671 | 82,079 | 102.6 | 90,715 (50位) |
| 53 | 八王子 | 34,248 | 43,153 | 77,401 | 102.5 | 85,003 (52位) |
| 65 | 武蔵境 | 22,144 | 41,323 | 63,468 | 103.3 | 68,985 (67位) |
| 71 | 武蔵小金井 | 19,853 | 36,860 | 56,713 | 102.5 | 62,578 (74位) |
| 94 | 国立 | 17,170 | 31,378 | 48,548 | 103.1 | 54,049 (92位) |
| 96 | 高円寺 | 23,400 | 24,315 | 47,716 | 103.6 | 51,763 (95位) |
| 99 | 西荻窪 | 19,327 | 23,343 | 42,670 | 102.5 | 45,778 (102位) |
| 100 | 阿佐ケ谷 | 18,996 | 23,027 | 42,024 | 104.2 | 46,089 (101位) |
| 130 | 豊田 | 9,927 | 22,292 | 32,220 | – | 35,332 (125位) |
| 135 | 西八王子 | 9,215 | 20,921 | 30,136 | – | 32,216 (137位) |
| 138 | 東小金井 | 9,952 | 19,697 | 29,649 | – | 31,553 (141位) |
| 144 | 西国分寺 | 12,368 | 15,496 | 27,864 | – | 29,928 (144位) |
| 154 | 高尾 | 9,492 | 16,050 | 25,542 | – | 28,871 (151位) |
| 164 | 日野 | 7,577 | 15,351 | 22,929 | – | 27,257 (155位) |
コロナ前の水準には届かないが、2023年度比ではUP
まずコロナ前の2018年度のデータと比べると、全体の乗車人員は2024年度で減っています。例えばランキング1位の新宿駅では、約79万人だったのが約67万人になっていて、84%ほどです。リモートワーク、ハイブリッドワーク、さらには出張せずにオンライン会議で済ませることも当たり前のようになっているので、コロナ前に比べると電車に乗る人が断然減っています。
JR東日本の上位100駅で見ると、前年度比は約2から8%増えているので、2023年度からは増えているのですが、これは2023年5月にコロナが五類になり、外出自粛が解除され、また企業が出社回帰に戻って来ているためですね。
都心に近い、または武蔵野・小金井市はUP。都心から遠くなるほどDOWN
そしてコロナ前後で比べるともう一つの傾向が見えてきます。都心に近い駅、あるいは武蔵野市と小金井市内はランキングが上がっていて、それ以外は下がっています。
具体的に見てみるとUPしたのは、
都心に近い駅: 立川 (16→14位)、中野 (19→17位)、荻窪 (50→49位)、西荻窪 (102→99位)、阿佐ヶ谷 (101→100位)
武蔵野市内: 吉祥寺 (22→20位)、武蔵境 (67→65位)
小金井市内: 武蔵小金井 (74→71位)、東小金井 (141→138位)
※私の中では立川駅=多摩地域の新宿なので、立川を都心として扱っています。
一方でDOWNしているのは、
都心から近いのに: 神田 (35→40位)、御茶ノ水 (35→45位)、高円寺 (95→96位)
都心から離れると: 国分寺 (30→31位)、三鷹 (43→47位)、八王子 (52→53位)、国立 (92→94位)、豊田 (125→130位)、西八王子 (137→135位)、高尾 (151→154位)、日野 (155→164位)
国分寺駅は2018年度の30位から2024年度は31位へ一つ後退していますが、千葉 (2018年度は34位、2024年度は29位)と藤沢 (同33位→30位)に抜かされ、逆に目黒 (同28位→36位)より順位を上げています。
以上、JR東日本の中央線が停まる駅の乗車人員のデータで整理してみました。






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