国分寺崖線の地形によって生み出された清流
国分寺駅周辺を流れている小さな川、野川。国分寺駅から北西の日立製作所の中央研究所の敷地内にある源流から流れています。この野川は国分寺駅南側の「一里塚第2」交差点辺りでもう1つの小さな川と合流しています。その小さな川は、真姿の池湧水群から来ています。国分寺崖線の地形が生み出す湧き水です。
日立の中央研究所から流れる野川は、国分寺崖線に沿うように南東へと進んでいきます。
一里塚第2交差点の手前では、流れが少し大きくなっています。天気の良い日には鴨などの鳥が水浴びをしています。
この一里塚で合流するポイントでは、流れが緩やかな部分があり、ここには鯉が生息しています。また、4月になると桜が綺麗で、また5月には大きな鯉のぼりが飾られます。
もう1つの野川の源流は、真姿の池の湧水群。こちらも国分寺崖線が生み出す清流です。
真姿の池を出ると、お鷹の道を沿って東へと流れていきます。
そして東元町の家々の間を縫うように流れていきます。
一里塚手前で、日立の中央研究所が源流の野川と、真姿の池湧水群の野川が合流します。そして国分寺街道の下を通り、南東へと流れます。
野川は世田谷区の二子玉川駅付近で多摩川と合流します。国分寺崖線が生み出した小さな清流が語る物語。国分寺で源流を見て空想に浸ってみるのも一興でしょう。
Last Updated on 2月 17, 2020
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