ヤフーニュースで先ほど掲載された、三越伊勢丹HDの赤字拡大のニュース。
三越伊勢丹、赤字幅拡大の見通し 21年3月期、600億円に (共同通信)
内容としては、2021年3月期連結純損益の赤字幅が600億円に拡大する見通し、というものです。新型コロナウイルスの影響で4月から5月末まで全国的に店舗を休止した影響や、その後も景気の悪化に伴い客足や売上が回復しない状況が響いているのでしょう。
百貨店に対するコメントは盛り上がる
百貨店系のニュースでは、ヤフーコメント欄がよく盛り上がるのですが、皆さん百貨店に対する思い、嫌な経験、こうすれば良かったのにという建設的な意見など、色々と書かれています。
伊勢丹府中店へのコメントも
その中には、昨年9月に閉店した伊勢丹府中店に関するコメントも。
府中店を潰したのは失敗だったとか、品揃えが中途半端だったから府中店だったら立川店に行くとか、赤字が恒常化していたので閉店はしょうがないとか、2台しかないからエレベーターが乗れないとか。
確かにと思うコメントもありますね。土日に行っても催し物展やレストランフロア以外はガラガラだったので、静かに買い物できるのは良かったですが、テナントでも、バッグとかシューズコーナーでも店員さんの「圧」を感じるので、購入する意欲があるなら長居しましたが、買うつもりはなくjust watchingのときはちらっと見てすぐに移動するようにしていました。
逆に2019年8月・9月の閉店セールのときは、お客さんも多かったですし、店員さんも声掛けがあまりなかったので、じっくり選んで良いものをセール価格で購入することができました。特にポロ・ラルフローレンの服は半額以下だったので、子供用のも自分用のも多めに買って、今年も愛用しています。
ミーツ国分寺も
国分寺に住んでいて、三越伊勢丹系といえば、駅ビルのミーツ国分寺も心配になりますよね。2018年4月の開業から、2年で半分以上の店が退去して、入れ替わったり、空きテナントのままになっています。私もオープン当初は、3階のHMV Booksで本を毎週のように買っていたのですが、約1年で閉店。レジが並んでいないのですぐに買える良さがあったのですが。4階のオリヒカでビジネス用のジャケット・パンツやビズポロなどもちょくちょく買っていたのですが、それも1年数ヶ月で閉店。他にも子供服のマザウェイズ、飲食では花火寿司や箱根ベーカリー、シューズのASBee、花屋のレ ミルフォイユ ドゥ リベルテなども閉店してしまいました。ミーツ国分寺のフロアマップを見てもComing Soonのままになっているところが少なからずあります。
以前の記事で紹介したように、国分寺市自体の人口は年々増えていますし、別の記事で書いたように国分寺駅の乗降人数はJR東日本の中で30位で、年々人数は増えています。人は増えているので、立地が抜群のミーツはまだまだチャンスがあると思っています。ターゲット層が40代〜50代の女性に絞っているような気がしますが、国分寺に多いファミリー層が楽しめる駅ビルになれば良いなと思います。正直、よく知らないブランドのアパレルよりは、子供が喜ぶおもちゃ屋とか面白い体験ができるテナントのほうが嬉しいですね。
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Last Updated on 8月 1, 2020
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