ヘーベルハウスの書斎 (使い始めた後)

ニューノーマルの生活に

新型コロナウイルスの影響で、時代は「ニューノーマル(新しい常態)」に。これまでの常識にとらわれない、昨今の状況に適応して働くこと、暮らすことが求められるようになっています。

これまで部分的にテレワークを導入していた会社もありましたが、新型コロナウイルスによる外出自粛がきっかけに多くの会社でも採用されるようになりました。一旦テレワークを経験すると、今まで当たり前だった「痛勤」電車での移動や、紙主義・ハンコ文化も見直されるようになり、今後もテレワークを継続したいという声は少なくありません。私の会社でも2月下旬からテレワークでも可となり、3月中旬からは原則テレワークとなって今も続いています。予定では8月末までですが、日本国内での感染者の再増加を受けてテレワークが延長されることになりそうです。「痛勤」電車も5ヶ月近く乗っていません。

家に仕事ができる場所が欲しい理由

私のところでは、昨年秋から戸建てのマイホームづくりを進めていて、年明けから工事開始、そしてこの春に新居が完成しました。仕事柄、国内の出張が多く、日帰り出張のときは自宅から直行直帰していました。その際に時間が空いたり戻り時間が早かったりすると、朝や夕方に自宅で仕事をすることもありました。また、外資系企業なので海外とのミーティングもちょくちょくあるので、そういう場合も時差の関係から自宅から参加することがほとんどでした。

なので、マイホームづくりでは、仕事ができる場所が欲しいという夢を持っていました。

予算の関係で一旦は諦めた書斎でしたが

マイホームづくりが進む中で、色々と予算が膨らんでしまい、間取り設計でも書斎の場所はない図面で進んでいたときもありました。そんなときに、ハウスメーカーの設計担当者に、「書斎とかつくれますかね?」とダメ元で聞いてみたら、「いけますよ」という答え。部屋の配置転換や、廊下とか収納スペースの場所を見直していただくことで、書斎のスペースを確保してもらうことができました。

1.5畳くらいの狭さですが、こだわりの書斎をつくってもらえました。

完成したときの書斎

狭いので、家具はほとんど置けないので、本棚を埋め込み型にしてもらったり、机も板一枚を付けてもらったりいます。また、電源ケーブルの配線が絡まないように机に通し穴(写真の右奥)を付けています。狭い部屋に閉じこもるのは圧迫感があって仕事のパフォーマンスも落ちてしまいますので、扉の上半分はガラス張りのものにして部屋の外の様子が見えるようにしていますし、小窓も付けたことで採光や風通しも良くなりました。

書斎でのテレワークも数ヶ月経過

そして使い始めて数ヶ月。間取りを設計してもらったときには今のような状況になるのは想定すらしていなかったので、コロナ禍の影響で、新居に引っ越してからずっとテレワークでこの書斎にこもる生活が続いています。

現在の書斎の様子がこちら。

テレワーク中の現在の書斎

仕事に関わる書籍を埋め込み本棚に置くようにしています。Web会議でバックに本棚が写り込むと相手にどんな本なのか聞かれることもあるので、この本棚に入れた本は再度読み直しています。また、ディスプレイを見ていると目が疲れますので、観葉植物を多めに置いてそれを見て目を休めるようにしています。観葉植物は無印良品のもので揃えていますが、パキラとシェフレラは日当たりの良い窓側に置いたらめちゃめちゃ伸びるので嬉しいです。

遮光と遮熱にロールスクリーンを付けてもらったのですが、窓の外側に庇(ひさし)があって直射日光が来ないので、日中は開きっ放しにしています。書斎のドアも基本開けっ放しにして、風通しが良くなるようにしていますが、Web会議やWebセミナーでの発表などで集中したいときはドアを閉じています。

仕事終わりや休日には立ち入らない書斎

テレワークでも仕事を集中して行うためにはこの書斎はなくてはならないものになっています。ただ、かなり集中してしまうので、仕事終わりの後や、休日など、リラックスしたいときは書斎に立ち入らないようにして、リビングでくつろいでいます。

これからのニューノーマルで、テレワークが基本になってくる方もいらっしゃると思いますが、これからのマイホームづくりやリフォームなどで、家に仕事スペースをつくりたいと考えている方に参考になれば幸いです。

Last Updated on 9月 14, 2020

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