国分寺駅の南側には坂が多い印象がありませんか?
こちらは東元町3丁目の緑橋付近。朝はここを上って国分寺駅に向かう通勤・通学をされる方も多いですよね。
私もかつてここを毎日歩いていました。結構きつい勾配で、夏の暑い時にここを上るとすぐに汗だくになります。自転車でも上りきるのは大変で、電動アシスト自転車じゃないと手押しで上る方も多いです。
雨の日には水が滴り落ちて、一部は緑橋で道路脇の野川に流れますが、大部分はそのまま坂の下まで流れていきます。
国分寺にはキツい坂が多い
他にも、南町2丁目の100円ローソンのあたりや、国分寺駅から武蔵国分寺公園に行く多喜窪(たきくぼ)通り、泉町1丁目の兒嶋画廊の横にある坂、あとは西元町2丁目の白鳥幼稚園あたりも坂がきついですよね。
多喜窪通り沿いの坂はまぁ自転車でも走れるレベルですが、道が狭いので、安全確保に気を遣いますね。
武蔵国分寺から白鳥幼稚園、武蔵国分寺公園の西元エリアへと続く坂は、カーブしているので勾配がやや緩やかですが、電動アシストの無い自転車で上ると乳酸が溜まります。
兒嶋画廊の横の坂は、1回だけ電動アシスト自転車で子供を載せて上ろうとしたことがあったのですが、中盤で上りきれなくなって子供を降ろして手で押して上りました。危険な思いをしたので、それ以降は自転車で上らないようにしています。ちなみにこの坂には側道に階段がありますが、1ステップ10cmくらいが79段もあります。
国分寺って何でこんなにキツい坂が多いのでしょうか?
理由は古代の多摩川にあった
こちらは、国分寺市が提供しているウォーキングマップなのですが、坂が多いところって、オレンジ色に塗りつぶしたところではありませんか?
これは国分寺崖線(がいせん)と言って、古代の多摩川が流れを変えていった際に、地面を削ってできた崖なのです。
そしてこれがGoogle Mapで航空写真を3D表示したものです。赤線がウォーキングマップでオレンジ色で塗りつぶしてあるところをプロットしたものですが、3D表示すると起伏や坂が分かりやすいですよね。
(C) 2020 Google (C) 2020Digital Earth Technology, Maxar Technologies, Planet.com
国分寺になぜ坂が多いんだろう。その理由が、大昔の多摩川の蛇行にあったなんて意外ですよね。
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Last Updated on 11月 22, 2020
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