冬枯れしたアメジストセージ

寒さ×乾燥

朝晩は気温が氷点下を下回ってきた東京・国分寺市。寒さがキツくなってきましたね。私も先日、早朝に寝ているときに突然足をつりまして、久しぶりに激痛に襲われました。応急処置でつったほうの足をぴんと伸ばしたので、痛みが残ることはなかったのですが、体内の水分が足りていなかったのでしょうか。

寒波で草花たちが次々と

さて、これだけ寒くなると、夏を越した草花たちが次々と冬枯れしていきます。先週末はあまりにショッキングでした。

オジギソウ

以前紹介したように、今年の6月にケーヨーデイツー府中栄町店で購入したオジギソウ。最初は片手に乗る小さな大きさだったのですが、庭に直植えしたらぐんぐんと大きくなっていきました。真夏の炎天下では直射日光を避けるために葉っぱを閉じる草花も多い中、オジギソウは葉を壮大に広げ、猛暑もめちゃくちゃ平気。大きくなりすぎて他の草花のスペースにもどんどん侵食していき、ピンク色のかわいらしい花をたくさんつけては種を作り、繁殖力が旺盛です。

ただ、気温が低くなるとだんだん元気がなくなり、12月中旬からは昼間太陽が出ている温かくても葉が開かなくなってしまいました。

日本では1年草扱いなので、引っこ抜いて処分することにしましたが、オジギソウの枝にはバラのようなトゲがあり、力づくで抜こうとするとトゲが突き刺さります。たくさんついた茶色い種にもイガイガがあって、軍手に絡みついてきます。

あまりに大きくなりすぎたので何回も剪定したのですが、一代でこれだけ何十倍にも大きくなり、無数の種を生み出した成長力には驚きました。

インパチェンス アップルブロッサム

こちらも今年の5月に恋ヶ窪のJA東京むさしの「ムーちゃん広場」で購入したもの。その時から何個か花が咲いていたのですが、季節が変わっても入れ代わり立ち代わり花が付いていき、12月に入っても何事もなく咲いていました。本当にガーデニングの優等生でした。

ですが、先週末の寒波で突然、茎が溶けたかのようになりました。凍てつく波動を浴びたように、生きたまま枯れてしまった感じです。

あまりにもあっけない終わりとなってしまいました。アップルブロッサムは多年草扱いなので、このまま春までは植えたままにして、様子を見てみようと思います。

アメジストセージ

秋花の代表、アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)は暑さが和らいだ9月から紫色のガクを付け、縦にも横にも背を伸ばして、ベルベットのような柔らかさで魅了してくれました。

12月に入ってもまだまだ咲きそうな勢いだったのですが、2週間前から葉っぱがしおれてきました。これまで水やりしなくても全然平気だったので意外に思いながらも、慌てて水をあげたのですが翌日になっても改善せず、ついにはドライフラワーのように葉がパリパリに。こちらも凍てつく波動にやられてしまったようです。

アメジストセージは多年草で、特に冬越しに準備は必要ないようですが、咲き終わった花のガクを撒き散らしますし、枯れてしまった葉が軽く、風が吹いてよそさまに迷惑が掛かると思い、枝を半分以上剪定しました。

アメジストセージは翌年、新芽が伸びてまた花を咲かせるとのことですが、伸びた枝を切ってみると下の方に真っ白な新しい茎が伸びていました。また来年の楽しみができました。

植物で季節感が豊かに

今まで植物を本格的に育てていなかったのですが、植物と過ごすことで季節感がより豊かになった印象です。

寒さが続きますが、皆様もどうかご自愛ください。

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Last Updated on 12月 25, 2020

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